おはようございます。
タイトルがちょっと怖いですが、でもこれは意識してなくてはなりません。
一般的には公的年金65歳支給開始を起点に老後の生活がスタートします。
仮に65歳ですんなり定年を迎えて85歳まで生きるとしたときに20年の生活資金をどう確保するのか。
公的年金によって夫婦2人で20万円超の公的年金が支給されることをあてに更に必要になる資金を貯蓄でカバーする計画だとした場合の生活設計が日本人の一般的な老後設計となっていると言う話。
これは正直怖いです。退職金もしっかりもらえると仮定しても、貯蓄と退職金を取り崩す計画だと仮に国が支給額を引き下げたりしたら、それだけで計画は危険にさらされるわけです。
子供の教育費が掛からなくなるから、とかその頃にはローンが終わっているなどと考える人が多いとは思いますが、一旦あげた生活の質を下げるのも至難の技。
他にも危険があるのですが、自分の寿命を自分で設定できないと言うこと。85歳までで計画していて、運よく?長生きした場合、生活資金はどうやって捻出することになるんでしょうか。
WHOによって提唱されている健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)と実際の寿命には10年の開きがあると言われています。
であれば、その10年の生活費はどうやって捻出するのでしょうか。
怖いことばかり書きましたが、今から準備できることはまだまだあります。
このことから目を背けては、明るい将来はどんどん遠ざかると言うか。。。手を施すことが無理なタイミングが迫ってしまいます。
この老後の不安定な生活設計を少しでも安定させるのに必要な5つのことです。
①やっぱりまず一番大切なのは、自分自身の健康への投資ですね。
体が資本ですので、健康を維持して可能な限り働ける期間を延ばす。その為に体に良くないことは排除していかなくてはなりません。私も昔はかなりのヘビースモーカーでしたが、綺麗さっぱりやめてもう9年くらいになりますかね。お金もかかるし体にも悪い。ストレスの解消法は他の解消法を見つけるべきだと思います。
②生活の質を上げすぎない。
もちろん浪費が絶対にダメとは思っていません。浪費が心に与える充実感はめちゃくちゃ知ってます。そもそも浪費家でしたからw
ですが、無駄な浪費ではなく、計画的な浪費を目指して若いうちからそれを意識しながら生きる。
収入を上回る支出が発生しているうちは絶対に資産形成はできないですから。
③毎度同じこと言ってますが、お金に働かせる
浪費を減らし、収入>支出の形を維持して、まずは貯蓄→投資の流れを作って、労働資本以外の収入を得る形を整える。
定年、健康寿命、実際寿命の開きを考えた際の、その間の生活資金を年金以外で生み出してくれる可能性があります。
まずは積立NISAを活用したインデックス投資です。これは得た利益に対して非課税で最大毎年40万円の投資ができ20年間継続できます。まずは、積立NISAでインデックス投資が王道です。
積立NISAで購入できるファンドは金融庁が選別してくれてる質の良いファンドばかりですので、安心です。
ただし、配当があるものなどはほとんどなく、基本的には分配金再投資という形になりますので、積立中の生活が潤うわけではない、ひたすら積み立てなくてはならないという心理的負担はあります。
④個人年金を積み立てる
iDeCoですね。公的年金以外の個人年金を積み立てることで公的年金に上乗せして生活費を補ってくれます。
ただし、受取まで引き出せないというデメリットと引き出しの際に退職金と同等の課税はあるということは覚えておいてください。
⑤副業をする
定年があるサラリーマンをしているうちに副業ができるように準備しておいた方がいいです。
副業がスタートできると、生活費の一部を経費扱いにすることができますので、節税も可能。
副業のスタイルによっては定年後も副業を継続することができます。これは単純に働ける期間を先延ばしできるというメリットがありますし、老後の資金を作ってる期間にもメリットはたくさんあります。
株式会社や有限会社を設立しなくても個人事業として開業すれば、たくさんの資金なしでも開業することは可能です。
無料で開業までネット上でできるサイトもあるのでスムーズに開業まで漕ぎ着けることができます。
以上が、今のうちから準備しておくべき5つのことです。
可能な限り早いタイミングで考えることが明るい未来への近道だと私は思います。
みんなで明るい未来に向けてまずは一歩前へ踏み出しましょう!
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