親が金持ちの子供の行方

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画像はイメージです。 お金
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こんばんは。

先日も投稿しましたが、また”となりの億万長者”という本に面白いことが書いてありました。

親がお金持ちでお金を子供にあげることはマイナスになるのだろうか?という話です。
前回は家を買い与えるお話をピックアップしました。
今回はお金を与えられた子供がどうなって、資産はどうなってるのかというお話。

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親に金銭的援助をもらう子供のイメージ

一般的なイメージとして親にお金をもらい続けることはいいイメージではなく、仕事もちゃんとし流のかなぁと勘繰ったりしてしまいます。
しかしながら、実際はそうでもないようです。

金持ちの子供の職業ベスト10をあげるとこうです。
1 会社役員
2 起業家
3 中間管理職
4 医師
5 広告・マーケティング・営業職
6 弁護士
7 エンジニア・建築家・科学者
8 会計士
9 大学教授
10 小・中・高校教師

といった具合だそうです。(当然ですが、これらの職業の人が投稿の内容に全て当てはまるわけではないことを書き足します。)
どうみてもちゃんとした職業について、職種だけ見るとしっかり仕事をされてそうなイメージのものばかりです。
が、現実は違う場合があるとのことです。
収入はそれなりに沢山あっても、親から追加でお金を与えられているとこうなるようです。。。

親に経済的援助を受けている子供の傾向

与えられたお金は貯蓄よりも消費に使われることが多い

これは前回の投稿の家を買い与える話に絡みますね。物だからいいとかお金だからダメとかいうわけではなく、家を買い与えられるとそれに伴う消費が増えるのは当然です。家を買い与えずとも、例えば子供が家を購入しようとした場合に、住宅ローンの頭金を補助するとかするとそこから支出の増加が始まるのです。
頭金が揃わないということは、そもそも後の暮らしもしんどくなることは見えてますけどね。。。

親からの経済的援助を受ける人は、自分の財産と親の財産を同一視する傾向がある

この話に面白い例が載ってました。小さな子供たちが自宅の庭で遊んでいて、通りかかったあなたがふと敷地に足が入ったとしたら、子供が「僕のお家に入ったらダメ!ここは僕んちなんだから!」となります。
小さい間はそれでいいんです。一緒に住んでいるわけですから、親の建てた家=自分の家 で。
これが、大人になっても経済支援を受け続けると、どこかで独立しなくてはならなかったのに、ずっと親の家=自分の家というようになってしまうというお話。
私もその昔は親と同居してましたので、そういうことだったんだなぁって思います。

親からの経済的援助を受ける人は借入金に頼る割合が高い

親から金をもらう人は自分たちが幸せだと思ってる。使える金があるから幸せだと思ってる。しかし、お金がいつも手元にあるわけではないので、どうするかというと借入る。。。ということになるようです。
援助を受けてる人は、援助を受けていない人の所得の91%、資産の81%しかないのに借金をする傾向が強いそうです。
しかもこの借金は消費の為であって、投資目的で借りるわけではないのです。となるとこの後どうなるかはもうわかりますね。。。

親から経済的援助を受ける人は投資に回す金額が少ない

親から経済的援助を受けているグループは、そうでない人の65%の金額しか投資に回していないそうです。
もちろんすべての人がそうではないですが、前述の支出が増加している状態ではもちろん投資に回す金額が落ちるのは当然のことだと思います。
となると、結果投資にちゃんと回せる資産がある人と、そうでない人との資産総額の差が開くのは当然ですよね。

すべの金持ちの子供がこうなるわけではないですが、親がしっかりと倹約の教育、お金の教育をしないとこうなっていくこともあるということですね。
あ〜、そうだそうだ、うちはお金ないので心配ないかw

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