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画像はイメージです。 思考
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最近私の読書熱は加速に加速しておりまして、寝床の横にはまだまだ手付かずの本が積まれている状態で、活字の恐怖と老眼の進行に悩まされる毎日です。

最近読んだ本にわかってるけど、再認識されたことが書かれておりましてなんだかそれに妙に感心させられまして。
本の内容を抜粋して書かせていただきます。

●人間の目は曇っている(なんだか恐ろしい感じがしますが、大丈夫ですw)

 人間の思考の癖というのは心理学の世界では認知バイアスと言われているものです。人は皆物事を見るのに必ず何らかの偏った見方をしています。無意識のうちに「眼鏡をかけている」ことに気づかず、しかもその眼鏡は曇っていたり、特定の色しか見えなかったり、歪んで見えたりします。
「ありのままの真実」とは程遠く、また眼鏡によって人それぞれの見え方は大きく異なっているにもかかわらず、誰にも同じように見えていると錯覚しているため、そのことが、思考の前提となる物事の観察において大きな障害となるのです。

例外として障害ではなくこのことがプラスに働く場合もあります。
 例:ベテランや経験を積んだ人の直感が混沌とした状態から特定のものだけを見抜く「見識眼」的なもの

※バイアス:考え方や意見に偏りを生じさせるもの。「発言にバイアスがかかる。」

  ①アンカリングバイアス
   アンカーというのは船の錨を意味します。一度何かの印象が定着してしまうとそこを起点にして考えてしまうというバイアスです。
   
例えば、先日こんなことがありました。私がメルカリで出品していた商品に対して、落札者側から値段の提示をしてきました。
具体的にいうとアメリカから取り寄せて集めていたビンテージのカッターナイフの12本セット(皆さんは興味ないと思いますけど。。)を9000円でどうですか的なことを相手が提案してきました。
私は、15,000円でどうですかと返しました。値切り交渉が予想されたからです。私的には1本千円で考えてましたので、中間の12000円で落ち着かせたかったからです。
結果、落札者からするとやはり15000円は高いと言ってきまして、結局間の12000円で売買成立となりました。(やりました!)
これは、アンカリングバイアスに当たると思います。

みなさんが買い物で安い、高いを感じることがあるのはどこかで一度設定された価格があるかもしれませんよ。買い物の際は一度我にかえってレジへ向かってくださいねw

②生存者バイアス
「生き残った人」の方が「脱落した人」よりも大きな割合に見えてしまうバイアスです。例えばネット等で取り上げられたり発信したりする起業家は基本的に「生き残った人」ですから、そこでの発言には多かれ少なかられ生存者バイアスが含まれます。
これを個人レベルで見ると、「夢は叶う」とか「努力は必ず報われる」というメッセージも相当なバイアスがかかった意見と言えます。
まぁ、だからと言って夢は叶わないとか努力が報われないとかではないですが、そういうバイアスがかかっているということを認識して、生存者の意見をフラットに聞くということも必要ではないかということですね。

イチローやビルゲイツの話も大切ですが、皆さんそれぞれの目標や幸せを追って、小さな達成を積み重ねていくことが大切だと私は思います。


③確証バイアス
これは自分の都合の良いものや価値観に合うものしか見えなくなってしまういわば「都合の良いものだけを見る」バイアスです。
成功者は過去を思い出すときに自分に都合の良いことだけを(大抵の場合、無意識のうちに)選択するために、偶然うまくいったことをあたかも必然のように考えてしまったり、ランダムに起っていた事象をあたかも最後の結果に向けて計画的に起こっていたかのように語ってしまいます。
人は成功したときには「それが必然であると」思いたがり、失敗したときには「運が悪かった」と思いたがる傾向にあります。
   
例:ちょうど引っ越すって決めた日からやたらに不動産広告が増えた気がする。
実際に増える場合もありますが、バイアスがかかってしまう場合もあります。



長くなりましたが、今回はここまで。もっとしょうもないこと短くあげることももちろんありますので、お許しを。



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