こんばんは。
前にも書いてますが、私は無宗教でして◯◯教や△△宗に寄っているとかそういうことは無いです。
ただ、いいと思った言葉がお坊さんだったりすることはあります。禅の本やら宗教についての書籍も一応は持ってますし。
今日は、前に読んだ禅の本を久しぶりにパラパラとめくっていたらいい言葉を見つけました。
(読んだ本が記憶に残っていないところが辛いのですが、そんなもんですよね。)
良寛和尚(曹洞宗のお坊さん)が言った言葉です。
『花無心招蝶 蝶無心尋花』
”花は無心にして蝶を招き 蝶は無心にして花を尋ぬ”と読むようです。
花はただ蝶を招こうとして咲くわけではなく、蝶もただ花を訪ねようと思って飛ぶわけではないのです。
花は咲く時期がくれば咲き、蝶も飛ぶ時期に飛んでいます。
互いにただありのままに生きているのみで、それでも互いに縁を結び合い、花は蝶に蜜を与え、蝶は花から花へ花粉を運びます。
人と人の縁も同じです。親子、兄弟、友人、夫婦、恋人。。。どんな関係でも、ありのままに自分らしく生きていることで自然と縁は結ばれていくというお話。
ええ話ですね。
ありのままというのが意外と難しいかも知れませんが、ありのままをさらけ出せる関係の人が周囲にどんどんと増えてくれば、たくさんの花が咲き、たくさんの蝶が舞ういい社会になっていくと思います。
まずは、自分自身がありのまま生きるということが大切なのかも知れません。
しかし、ありのままと言われても、わがまま放題ありのままだと周囲に人は増えず、花も蝶も咲きにくいような気もします。ということは、ありのままで居ても人が周りに居てくれるような自分自身にならなくてはいけませんね。
。。。。と、この状態は果たしてありのままなのか?そのような自分にならなくてはいけない。。。という時点でありのままでは無いような気もする。。。
良寛さ〜〜ん!泣
コメント