おはようございます😊
以前にも確率のお話しの時に少し書きましたが、私は以前パチンコ業界で働いておりました。
今日は、パチンコ業界のお話しをしようかと。昔の話なので少し変わってるかもしれませんが。
パチンコやパチスロは遊技機(遊戯機ではなく遊技機)というくくりになりまして、全て警察の管理下に置かれております。
風俗適正化法のもとで制限されていますが、詳細は警察庁の施行規則にて決められています。
すなわち開発、製造、販売、遊技場全てを警察が管理しており、業界外の人はどんな仕組みになっているか知ることはなかなか難しいと思います。(例えば、施行規則を読んでも、パチスロのビックボーナスは”第一種特別役物に係る役物連続作動装置”などと書いてあって何のことやらわからなくなってますw)
遊技機は1機種億単位の開発費をかけて開発され、1冊5000ページ以上の仕様書を何組も作って、実機6台と基板やら部品を持って型式試験を受けに保安電子通信技術協会に向かいます。
試験費用はパチスロで170万円、パチンコでたしか150万円くらいだったと思います。
仕様書の数字に誤記がありましたら試験代はパーで再試験しなくてはなりません。(恐怖💧)その他諸々図柄やもちろん確率など、かなり細かく決められています。
この保安電子通信技術協会(通称:保通協)は警察の外郭団体です。
また、製造する工場についてですが、工場も認可制となってまして全国防犯協会連合会に工場の認可をしてもらわなくてはなりません。この全国防犯協会連合会(通称:全防連)も警察の外郭団体です。何故か皇宮警察の系列と聞いたこともあります。
あっ、いい忘れてましたが開発時に使用するメインCPUを製造する会社も警察の天下りが沢山で、ここのCPU以外は基本的に使用できません。もう1社だけあったような。
あとは、遊技機を設置する場合、つまりパチンコ店に遊技機が設置される時、またはパチンコ店ができる時も今度は所轄の警察が検査にきます。
賭博を取り締まっている日本の警察が、警察庁生活安全局生活安全課という安全を守る筈の課でP業界からお金を吸い上げてるというお話しでした。
おーこわ😅
※だからと言って警察官が全て悪とは一切思っておりませんので悪しからず。なんだか腑に落ちないなぁという程度です。
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