預金は悪ではない

スポンサーリンク
画像はイメージです。 お金
スポンサーリンク

おはようございます。

ここ最近特にいろいろなところで投資の話を耳にします。私ももちろんブログで書いてますし、勉強しながら積極的に投資をしております。

しかし、投資が善で、預金は悪では決してないと思います。
なんだか風潮的に利回り収益がある投資が善で、金利の低い預金が悪ではないのです。

よくある投資貧乏といいますか、生活に必要な資金までを投資に注いで生活が苦しくなるといったことをよく聞きます。
私も個人損益をつける以前は、生活資金がどれくらい必要なのかが細かく理解できていなかった節があり、資産はあるのに現金が手元にないといった事態が発生しました。
うちの家計は妻の収入もあるので問題はなかったのですが、家計を支えるのが1人という場合はこうなると結局急いで取り崩さないといけないことになります。

やはりある程度の生活資金を預金として持っていることは必要だと思います。

非常事態もありますし、臨時で支払わなくてはならないことも発生します。よく言われるのは、月の支出の3ヶ月分は預金で持っているようにしたらいいと聞きます。

この金額というのも、個人損益を付けないと額が出せませんので、まずは個人損益を作ることはおすすめです。MoneyForwardでも家計簿だけでもいいですけどね。

預金、保険、株やファンドなどをどういう割合で保持するのかをバランスよく調整する必要があります。
しかしながら逆の話をするようですが、米国と日本とでは家計での現金保有率が全然違うことがわかります。

図は金融庁作成の資料”家計が保有する金融資産の構成の日米比較”です。

2016年で比較しても米国は現金保有率13.7%で、日本は51.7%と金融資産のうち半分以上は預金ということになってます。

お金の出し入れなど自由度としては預金は有効ですが、金利については雀の涙ですのでその結果、アメリカと日本家計資産の伸び率はこれだけ違いが出ます。
過去20年で資産の伸び率は日本は1.5倍程度の伸び率なのにも関わらず、米国では3.3倍の伸び率になってます。

預金にもメリットがあり、投資商品にもメリットはあります。ただ、高度経済成長期の預金は安全、投資は危険というイメージだけで考えず、個々で割合をコントロールして自分にあった資産形成をして行かなくてはなりませんね。

コメント

スポンサーリンク
いいね 投稿が気に入ったらいいね!いいねしてね!
読み込み中...
タイトルとURLをコピーしました