こんばんは。
目標勾配仮説というのを聞いたことがありますか?
英語ではGoal Gradient Hypothesisと言うそうですが、私は覚えれませんw
GGHにしてくれ。
早速脱線しましたが、この目標勾配仮説というのはゴールが近づくほどモチベーションがあがり積極的に行動するという傾向です。
心理学者のクラーク・ハルという方がゴールに餌を置いた迷路にネズミを走らせたら、ゴールに近づくほどネズミが早く走ることを発見した。
これを別のラン・キベツという人が人間にも同じ傾向が見られることを発見したようです。
なんとなく感覚でわかると言うか感じるところもあると思いますが。。。
例えばこれがよく使われるのがお店でよく配られるスタンプカードです。
3種類のスタンプカードを比べた場合を比較します。
①スタンプ10個貯めたら500円引き
②スタンプ12個貯めたら500円引き(予めスタンプ2個がプリントされている)
③スタンプ30個貯めたら1500円引き
①のカードと②のカードを比較した場合、ゴールまではどちらも10個のスタンプを貯めればいいことになってます。
しかし、この場合でも2個押されてる状態でゴールまでが近づいている感じが出てる②の方がスタンプを貯めたくなる傾向が強くなります。
③のカードは30個のスタンプを貯めなくてはならないというゴールまでの距離が気持ちを萎えさせます。
10個のスタンプで500円なので1スタンプあたり50円という感じは同じなんですけどね。
私が働く飲食店でも以前お配りしていたスタンプカードより現在お配りしているスタンプカードの方がゴールとの距離は近くなってます。
でもこの予めスタンプ数個を印刷するというのはやってませんね。
ちょっとしたことでお客様のモチベーションが変わる。
もっと勉強してこういうのもちゃんと理解した上でどんどんモノ作りに取り込んでいけたらなぁと思います。
あとはこれは人を成長させることにも同じことが言えますね。大きな夢も大切ですが、近い目標を設定して順にクリアしていく。私もこうしたいなとか、こうなれたらなぁとかあります。でも、取り急ぎこれをやれるようにしよう。その次はあれをやろうってやれる範囲の目標を決めてますね。ざっくりですけどw
皆さんも自身のモチベーションコントロールや人材育成にも短期目標を決めて、高いモチベーションを維持できるようにしてみましょう!
では!
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