こんばんは。
9月6日の”ステイタス・シンボル。。。涙のありがとう”という投稿でステイタス・シンボルをもらった息子が大変なことになっていく話を書きました。
身の丈に合わない豪華な家を買ってもらえば、それに見合った家具を買ったり、車を買ったり、服装も合わせたりということになり、それだけの支出を稼げるだけの力を持ち合わせてなければ、ずっと親のサポートが必要になる。そのことで、さらにそれを当てにするので稼ぐ力も身につかない。。ということになる話。
これに少し似た話を見つけました。ある人がお気に入りの服を購入しいざ着てみたら、その他のアクセサリーがその服に合わないことが気になって、その他の服やアクセサリーや靴も同じメーカーで買いそろえる。。。
これ、私もそうですが皆さん心当たりないですか?みんなどっかでやってしまってるような気もします。
これをディドロ効果というらしいです。
美しいガウンをプレゼントされたフランスの思想家ドゥニ・ディドロが、それに見合うように書斎の家具なども高価なもので揃えなおしてしまったというのが語源です。
この効果は別に引っかかって悪い効果ではないとは思いますが、本来なら買っていなかったものも購入することになってますよね。
売る側に回った場合は逆にこの効果は頭に入れて商品構成を練らなくてはなりません。
それ単体ではなかなか売れないものもセットにするとか、シリーズにすることで売れる。
ヴィトンの財布が売れるからヴィトンのキーケースが売れるということになるのです。おそらく多くの人がヴィトンのキーケース欲しいわぁとはならないけど、ヴィトンの財布欲しいわぁってなって→財布を購入→キーケースも揃えたいなぁ、だって私のベンツの鍵はヴィトンのキーケースじゃないと似合わないからぁ→キーケースを購入する。
このパターンですよね。素晴らしい!購買欲求をコントロールしてます。
ものを売る仕事をしている方、商品構成を見直してみましょう!
そして、消費者の皆様その商品本当に必要ですか?そこから始まるシリーズの収集地獄。。。あなたは耐えられるかな?笑
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