こんばんは。
お久しぶりの投稿です。勤務している飲食店のアルバイトの子から質問といいますか、相談がありました。
本人のプライバシー保護の為質問の詳細についてはここでは書きません。
内容的にはざっくり言うと自分の将来について悩んでいる状態で、岐路に立たされているが決めきれないと言った内容でした。
勤務中であったこともありあまりしっかり話がしてあげれなかったので、本人がこの投稿を読んでくれたら嬉しんですが。。。
でも私からその内容を聞いて具体的に言えることはあまりないな。と言うのが正直な回答です。
まず自分自身が何で悩んでいるのか、どうしたいのかを整理しなくてはなりませんし、再認識しないといけない。
①自分は将来どういうことがしたいのか
②そうなる為に何をしなくてはならないのか
③そうなる為に今できることは何なのか
④失敗したらどうなるか
といった感じでチェックしていけばいいんじゃないかと。(もっと項目があるかもしれませんが悩んでいるときはシンプルな方がいいかもしれません。)
①については、まず単純に自分の欲求でいいんじゃないかなと思います。そこに他人がそのことについてどう思うとか親はどう考えるかな?とか考えたところでわかりません。
自分以外の事をここで盛り込めば盛り込むほど精度が悪くなります。だって人の心の中はわかりませんし、周囲の人も複雑な要素の中でモノを考えるわけですから、それを想像しても精度は下がりますよね。
唯一言えるのは自分の欲求の精度はかなり高いということです。なのでシンプルに考えればいいと思います。
②そうなる為に何をしなくてはならないのか。。。これについては既にやり始めている自分自身が一番わかっていると思います。わからないことがあれば調べればいいし、ここから逃げていては何も始まらない。
③今、コロナだからとか学校がとか環境がとかお金がとか時間がとか色んな問題を言い出すとどんどん湧き出てきます。これは止め処なく出てきます。それをひたすら考え続けても仕方ないんですよね。
問題の洗い出しを永遠に続けるのか?ということです。こういうのはある程度洗い出せたら、今出来ることを探す。例えそれが自分が理想としないやり方や回り道であっても今それしかできないんだからやればいいんです。
止まっている時間は最ももったいない。時間のロスは最大の問題です。
④失敗したらどうなるか。。。これについては、みんな失敗したくないって思うんですよね。自分も若い頃はできるだけ失敗したくないなぁって思ってました。今でも失敗したくないから色々考えながら行動する訳です。
しかし、失敗なくして成功はないですよね。よく聞く言葉だとは思いますが。
相談された時にも言いましたが、失敗したらどうなるんですか?そんなに大変なことになりますか?ということです。失敗する可能性がないものに挑むのはチャレンジではないのですから、それは普通にこなすだけなんです。
失敗する可能性があるからチャレンジな訳です。
これも相談された際に言いましたが、成功し続けている人は優しくなれません。失敗しているからこそその大変さや痛みがわかって人に優しくできる人間になるんです。
若者から私のようなおっさんを見ていると、何か失敗しなさそうに見えたり、なんでもできそうに見えたりしているんです。これは若い頃に沢山失敗して辛い思いや大変な状況に陥ってきたことで耐性ができたこともありますし、おっさんになって単純にチャレンジが減るとかこなし方を覚えてしまっているとかそういうことだけなんですよね。
若者は成長途中だからもちろん色んなことがチャレンジになる訳です。なので失敗する可能性は常にはらんでます。でもそれでいいんです。成功しても失敗してもその結果が出た後に新しいスタートが待っているだけなのですから。
色々書きましたがポイントは
・自分の欲求に正直になる(自分の人生です)
・悩んでも何も変わらないことにいつまでも悩まされない
・考えてもわかならいこと(精度の下がること)をいつまでも考えない(考えるなといっているわけではないですよ)
・置かれた状況でやれる事をやる
といった感じですかね。なんだか当然だろ?って言われそうな内容かも知れませんが、悩んでいる人はこういう事でスパイラルに入ってしまうんです。シンプルだけど大切だと私は思ってます。
ここからはちょっと話が飛躍するかも知れませんが、こういう若者の悩みは日本人が農耕化されていることが原因のような気がします。
今からの日本人は農耕民族から狩猟民族への回帰が必要なんではないでしょうか。
かなり前の投稿になりますがサピエンス全史という書籍の投稿をしたと思います。それを紹介している動画を見てまして、あぁ確かにそんなことが書いてあったなぁってなりました。
それで思ったのが狩猟民族への回帰が必要なんではないかという事です。
何言ってるんだ?って思われるかも知れませんが、こういう事です。
農耕民族は自分たちが定住する土地を見つけて荒地であった土地を自分たちで耕すわけです。何年もかけて。するとその土地に愛着が湧くわけです。
こうなると何が起こるかというと。。。
①その土地を耕し続ける
②その土地で作物が取れるから狩猟に行かない
③その土地へ流す水などの取り合いで争いが起こる
④争いが起こって住みにくくなってもそこから逃げれない(土地があるから)
何が言いたいかというと、日本人が公教育でサラリーマンとしてまたは何かの組織に属して働くことを主に教育されていることでこの農耕民族と同じ現象が起こっているんではないかと思うわけです。
①勤めている会社や組織のために働き続ける
②その組織、会社から給料が入るから狩り(出稼ぎ?)などに行く必要がなくなる→狩りの能力が落ちる(組織の中での決められたスキルは保てるが、組織への依存が懸念)
③会社の利益を阻害するものと争いや争奪戦が始まる
④争いが起こっている組織や嫌な上司や嫌な考え方をする人がいてもそこから離れにくい(そこに給料があるから)
と考えることもできます。
反対に狩猟民族はどうなのか?ということですが、
①そもそも土地に縛られない、狩猟するものが無くなったら他の森に移る(最近増えているノマドワーカーやリモートワークも半分くらいこれに入るかな)
②そもそも狩猟し続けるので狩る能力が研ぎ澄まされていく。(もちろん失敗と成功を繰り返している)
③土地へ執着がないから阻害するものが出てくれば、じゃぁ他に行くわってなれる(争いが起こりにくい)
④そもそも住みにくくならない、土地への執着がないから
もちろん狩り続けなくてはならないというリスクもありますが、土地(組織や会社)に執着することが今回のコロナなどで会社を辞めなくてはならなくなった方々へもろに影響する訳です。
影響度合いもそれぞれありますけど。
農地からは栽培することのできる品種が限られるんです。すなわちある業界に属する会社で販売できるものやサービスはある程度決まっているということですよね。なのでコロナの影響をもろに受ける場合が発生する訳です。一方狩猟民族は木の実が取れなければ、落ち葉の下のキノコを取る。カエルや昆虫を食べることもできる。元気があるときは大型の猪を狩ればいいのです。すなわち日頃から鍛えている狩猟スキルを使って色んなモノが獲れる訳です。
これは、あくまで私の考えであって、みんなそれぞれがスタイルを選べばいいと思うんです。ただ、個人個人のスキル(狩猟する能力)を高めておかないと、農耕民族が安泰ではないということが伝えたい。
ここで前半の話に戻りますが、アルバイトの子が失敗したくないと思うのは農耕化している弊害のような気がするんです。畑への入場券を獲得して農耕民族になるのも選択肢ではありますが、そもそも個人が成功して充実感を感じる為には、失敗と成功を繰り返して狩猟する能力(生きる力)を高めることが重要な筈です。農耕民族であっても、狩猟するスキルを高める為に日々失敗と成功を繰り返すべきです。
ですので失敗したくない気持ちとは絶妙な距離感で付き合わないといけません。失敗したくないと思わず、成功したい!って思うことが大切です。
まだまだアルバイトの子たちは若い訳です。どんどん狩猟スキルを高めていって欲しい。(組織に属するなと言っているわけではないですよ。)
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では!
コメント
ランキングからきました。
そうでうね。時間は大切ですね。
貴重なお話ありがとうございました。